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ダイビング豆知識

2025.03.11

ダイバーのエアーの消費量について解説♪要因と解決策についてお話していきます。

福岡ダイビングスクールSea-Arrowのブログを
ご覧の皆さん、こんにちは♪
STAFFのヒロです(^^

3月になってだいぶ暖かい日が増えてきましたね(^^♪
この週末は宮崎県・延岡に行ってきました💨

前泊してからの2日半でしたが、天気も良く快適な
ダイビングでしたね♪

春濁りなど感じさせない海でした(^^♬
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました(*^^*)

Instagramやthreadsで写真や動画もUPされていますので、良ければご覧ください♪

【Instagram】
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また延岡に限らず、ツアーのリクエストを
じゃんじゃん募集中です♪
ご連絡お待ちしております(^^!



さて、ツアー報告はこのあたりで、本日のブログでは
ずばり『エアーの消費について』
これを記事にしていきたいと思います。
実は結構悩んでいる方も多いと聞くのと、実際に
悩まれている方も多いですね。
またダイビングを始めたての方だけではなく、
意外に経験を積んでいる中級者くらいの方でも
悩んでいる方は多く、今回はここに焦点を絞って
お話していきたいと思います👍
それではよろしくお願いします♪

消費の要因

ダイビング中にエアーの消費が激しい人とそうでない
省エネな人は必ずいます。
はじめにお伝えしておくと、
『消費が早いから悪いと思わない』こと。
ではその理由を解説していきます。

体格と肺活量の違い

そもそも人は全員条件が一緒ではありません。
男性と女性で消費する空気量は
平均的ではありますが、違います。

例)
平均消費量 男性:13-15l/分 女性:10-12l/分
少し多い方 男性:15-20l/分 女性:12-15l/分

この様に男女では平均的にも身体の大きさが
異なることから、違いが生まれます。
(男女差別ではありませんので、ご了承下さい(__))

よって、男性の方が女性のバディと潜っていた際に、
同じ深度で同じ時間潜っているのに
『俺の方がエアー少ないな・・・』なんて
へこむ必要は全くないということ。
『まあ俺の方がエアー減り早いのは普通か。』
くらいのスタンスでいて下さい笑

ウエイトの重さ
(オーバーウエイト)

前回のブログでお伝えした様に、ダイビング中に
ウエイトはオーバーにしない方が良いです。
オーバーウエイトは中性浮力が撮りづらく、
空気の出し入れが増えるので結果消費量が増えます。
『エアーの消費』は吸っている空気だけではなく、
BCDやドライスーツに入れている空気も
結果消費量につながっています。

動きすぎ

興奮したら誰だって楽しくなって
色々動きたくなりますねー笑
特にお目当ての魚なんて見つけっちゃった時には、、、僕もダッシュです( ´∀` )

しかし!
例えばこの動きすぎ問題ですが、
別にダッシュするときはして良いんですよ笑
例えば《ドリフトダイビング》のような
流れのあるような場所では嫌でも泳ぎますし!
そういった場面でもなく、泳ぎまくる!というのは
エアー消費の要因です。
たまに手を一緒に使って泳ぐ方なども一緒ですね!
ダイビングは《フィン》をつけるので、
必要性がありません。
むやみやたらと身体を動かすと、息が上がるので
控えましょう(^^;

呼吸方法

ここが一番多く、根本的なところかもしれませんね💦
エアーの消費はBCDやスーツへの空気の供給も
ありますが、やっぱり一番は《呼吸》です。
呼吸方法でよく息を大きく吸い込み、ゆっくり吐く。
もはやダイビングの名言です。

しかし、ここで一つ付け加えるなら呼吸による
肺の大きさ(空気の出し入れ)をなるべく100%に
近くすることです。
肺の中になるべく多く取り込みますが、
この時100%!もう無理です・・・まで吸い込むと、
吸いすぎて疲れて一気に吐いてしまいます。。
そして一気に吐いてしまうことで、
また吸い込もうとします。
これが結果として呼吸が早くなってしまうことにも
なります。

緊張

ダイビングに限らずですが、なんでもこれから
始めますっ!という時は緊張するものです。
ダイビングも一番緊張するタイミングは始まりである『潜降時』といわれるくらいです。
潜降時はもちろんのこと、ダイビング中でも
はじめて潜る場所や洞窟の中に入る瞬間、
大きな魚が出てきたときや深い時に行く時など。
緊張の瞬間は人それぞれだとは思いますが、
そうゆう時は無意識に呼吸が早くなるものです。

器材によるストレス

ダイビング器材が重要だということは
すでにお解りかと思いますが、
器材によるストレスは良くありません(^^;
本来ダイビングはストレスを無くすための器材です。
それにもかかわらず、その器材によってストレスを
感じるのはナンセンスです(古いか…)

例えば
マスクが合わず、水が入ってきたり曇って視界が悪い。
フィンが自分に合っていなく、足が必要以上に疲れる。
スーツのサイズが合わず動きづらい。
BCDが緩くてバランスが悪い。

こういったケースは非常にストレスです。
そのストレスが呼吸へとあらわれ、
消費することもあります。

対処方法

ではどのように対処していったら、エアーの消費を
抑え潜ることができるのかをこれから書いて
いきたいと思います。
まず『体格と肺活量の違い』に関しては仕方ない
部分になりますのでここは気にせず行きましょう(^^

適正ウエイトと中性浮力

ここは一緒といっても過言ではありません。
ウエイトの量を必要最低限とすることで、
呼吸での中性浮力が取りやすくなります。
浮力のコントロールが呼吸でできる様になってくれば、
無駄にBCDやスーツへ空気を供給することにならず
エアーの消費を抑えることができます(^^
よって中性浮力というスキルを向上させることは
エアーの消費を気にされる方にとっては
特に重要となります。
(省エネな人でも気にはして方が良いです笑)

緩急のあるダイビング

ダイビングは基本ゆったりのんびりしながら行う
スポーツです。
しかし先ほども伝えた通り、状況によっては
体力を消費することもあるでしょう。

例えばマラソン選手みたいなものです。
基本体力を温存しながらペースを考え、走ります。
いざ!という時にダッシュできる余力も残すでしょう。

ダイビングも流れが出てきてダッシュするしかない!
という時はするしかありません笑
しかし、そのあとずーっとダッシュしているような
ダイビング・・・
する場合もあるかもしれませんが、、、
無理は禁物です。

止まれるところでは止まり、ペースを落として
ゆっくりになった時には
すぐに呼吸を落ち着かせてください。
そうやって、緩急をつければ少なからず常に
マンパワーで動くより圧倒的に消費は避けられます。

落ち着いた無理のない呼吸

先ほど100%近くの呼吸というお話をしました。
100%はつまり食事でいうところの
『満腹状態』になります。
満腹って、苦しくてちょっと間違えたら…ですよね💦笑

呼吸も吸い続けて限界まできたら苦しくて反動で
息を思いっきり吐いてしまいます。
逆に吐き続けて限界まで来たら苦しくて思いっきり
吸ってしまいます。
そうゆう呼吸は結果あまり節約できません。

なので苦しくない程度に腹八分程度まで
ゆっくり食べ(吸い)しょう。
そして息を吐くときもゆっくり余力を残して吐きます。
そうすることで『落ちついた無理のない呼吸』を
行うことができるので
消費を抑えることができます♪

経験を積むことによる『平常心』

精神論みなことを言って、すみません。。
しかし事実です笑
平常心とはいわば『リラックス状態』のことを
指します。
しかし緊張を無くしリラックスすることが簡単に
できれば苦労はありません。

また例え話ですが、例えば試験があったとしましょう!
受験をするのに、必ず前段階で『勉強』はあります。
スポーツの試合を控えていたとして『練習』を
繰り返したうえで臨みます。

しない人…いるかもしれませんが、
一般論で考えて下さい。笑

それはつまり『練習』という経験を積むことで
自信がつき、挑めるようになるわけです。
(って思ってますけど👀)

しかしダイビングはライセンス講習の時でもない限り、練習なんてありません。
ダイバーとして認定されたらもう常に『本番』です。
つまりもうダイビングを経験しながらリラックスを
身に着けるほかありません。

はじめて行くような場所で潜るのに緊張するなーって
なったら手前で練習(近場で潜るなど)しながら
経験を積み重ねていくことで
徐々に『リラックス』が身についてきます(^^♪

快適な器材選び

これは器材を購入しなさいと言っているわけでは
ありませんので、勘違いしないでくださいね。

しかし、個々に合わせたダイビング器材というものは、それだけ水中のストレス度合いが違うという事実です。
ダイビングでは気になることを減らすことは
とても大切です。

せっかくダイビングしているんですから、
魚や景色を思いっきり見たいし
写真を撮る人は集中したい!ですよね?
だから余計な気になることは極力なくしたいわけです。

なのにマスクに水が入ってきた。
フィンが脱げた。
BCDがゆるくてシリンダーでバランスがとりづらい。
気になるところばかりです。。

そういったストレスが解消されたとき、
そしてスキルが身についてきたとき
もうすでに皆さんは『リラックス』を
手に入れているはずです。

いかがでしたでしょうか?
エアー消費のお悩みがある方に少しでも参考に
なってもらえれば幸いですm(__)m
エアー消費はとても悩みどころではありますが
解決できるところはしていきたいですしね(^^!

しかし先ほども伝えた通り
『消費が早いから悪い』わけではありませんから
自分で気になるようであれば参考に(^^


それでは今回の記事は
『ダイバーのエアーの消費量について解説♪
要因と解決策について』でした。

また次回をお楽しみに(*^^*)



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