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水中写真

2025.02.16

水中写真の色温度ってなに?いくつが正解?そして色味を出すのに必要なものは?

福岡ダイビングスクールSea-Arrowのブログを
ご覧の皆さま、こんにちは♪
STAFFのヒロです(^^

今週はしばらく海に出ていたので、
お店にいるのが久しぶりな感じだなーっと
のんびりした週末を過ごしています。
(週末が海じゃないんかとは言わないでくださいね(^^;)

そんな平日は佐賀県・唐津に行ってきました💨
冬から春にかけてのこの時期はだんだんと海藻が
増えてくる時期でもあります。
そしてその生態系を崩さないための環境保護活動に
お邪魔させていただきましたm(__)m💦
合間に視察という名のFUNダイブをちょろっと( ´艸`)
(ちゃんと活動してますからね!笑)

メンバーはインストラクター勢揃いでの
フォトダイブです📸
気合の入り方が尋常じゃありませんでした(笑)
やっぱり潜っていかないと身体も腕も鈍りますからね笑!

撮った写真を少しご紹介します(^^♪
👇Instagramでも紹介しています
https://www.instagram.com/p/DGAaWLnviek/?img_index=1

ウミウシはやはり冬場の名物ですしね(^^♪
ヒメイカも海藻に引っ付いていて可愛かったです★
チャガラは産卵しそうで卵までは見えませんでした💦
この時期はヒメイカもそうですが、
産卵時期な生物が良く見れました(^^♪
ビーチでしたし、浅場なのでじっくり納得いくまで
撮れるかと思います👍
ぜひともじっくりマクロダイブご希望の方は
ご連絡下さいませ(*^^*)

さあ、今日はそんな魅力あふれる海で水中写真を
楽しみたい!という方で、
よく質問のある【色温度】について話していこうかと
思います(*^^*)
題して《水中写真の色温度ってなに?いくつが正解?
そして色味を出すのに必要なものは?》


では!
そもそも色温度ってところからスタートして
説明していきましょうか(*^^*)
例えばですねー・・
部屋の明かりで言うと、蛍光灯と白熱灯って
ありますよね??
蛍光灯だと周りは明るいけど、
よく見ると少し青白い感じです👀
たいして白熱灯は温かみのある色ですね。

これはライトの出している《色温度》が違うということになります。

表に載っているように、それぞれの色には
K(ケルビン)という数値があります。
これを自然光に例えると、日中正午くらいの光が
5000~5300Kほどという風に言われています。
曇り空になってくると暖色が足らないので、
色温度は7000-8000Kくらいまで上がっていきます。
逆に朝焼けや夕焼けなどのタイミングでは、
2000-3000Kほどといった感じになります。
色温度が低いと赤みが強く、高いと青みが強いみたいな
イメージで覚えてもらえればOKです!
(WBとはまた違い逆になるので、ご注意下さいm(__)m)
では、少し写真で比べてみましょう(^^

こちらの写真は水中ライトを当てているものですが、
ライトにも色温度があり、このライトは6000~6500K。
若干青白さがありますね。

比べてこちらをご覧ください。

こちらの水中ライトは色温度5000Kの光です。
青白さがなくなり、白い感じですね!
まるで日中の自然光で照らされているような感じに
なりました(^^)/

え?なってませんか?笑
ではもう少しわかりやすくしますm(__)m💦

これは実際撮影してきた写真を
ぞれぞれの色温度に合わせて調整したものです。
3枚ともストロボを使用して光を出していますが、
それぞれ色温度が変わることにより、
写真全体や被写体の雰囲気が変わります。

いかがでしょうか?
左側は青っぽい写真に対して、
右側が暖かみのある暖色が強めになります。
これが色温度の違いになります。

では表題にある色温度の正解ってなに?というお話です👀
正午の光と言われる《5000~5300K》は
一番自然なイメージはあります。
しかし、それはあくまで一番自然な本来の色味というだけであり正解…というわけでもないかと。

部屋の明かりで考えて下さい。
蛍光灯が設備されている事務所。
白熱灯で設備されている様なカフェや飲食店。
その場その場に適した色合いを使っています。
事務所ならばなるべく広い広範囲を明るくするための
色温度であったり、カフェや居酒屋は落ち着いた空間や
居心地の良さを考えながらの色温度と言われています。

つまり色温度は意図的に変えていくと
考えてよいと思います(*^^*)
写真でも暖かみのある雰囲気やクールな印象に
仕上げていくこともできますので
正解というのは難しいですね(^^;

何だよ、それ。って思われるかもしれませんが
実際そうなんです笑
ただ強いて言うなら自然の色味が一番しっかり
でてくるのは5000K台の範囲ということです。

ではこの色温度の違いが分かったところで
もう少しお話しましょう♪
水中写真を撮るダイビング中に、色味をどう出すのか?
という問題にあたります。
ダイバーの方はすでにご存じの色問題。
水中では色が失われていくことにより、
色味が変わっていきます。
深く潜れば潜るだけ色が失われていきます。
しかし、水中写真はSNSやHP、雑誌など色々なところで
使われていきますが、どれも色味が出ていますよね👀

つまり水中では人工的に色を出すことが必須です。
(よほど太陽光がしっかり入ってくるような浅場なら話は別ですが)

その為には水中ライトや水中ストロボ(フラッシュ)が
必要になってきます。
例でいくつか写真をUPします。

左は色が失われている様な写真です。
対して右はストロボを使用し、
人工的に光を補っている写真です。
色温度は別として、色が出ていることがわかります。
写真はストロボを使用しての写真ですが、
水中ライトも同じです。
色を出す点においては《水中ライト》または
《水中ストロボ》のどちらかを使用していないと
色味を出すのは正直難しいと思って下さい(^^;

そして人工的に光を補うこと前提で、色味をどんな
色温度にするかということですね。
水中ライトや水中ストロボは色温度が決まっています。

写真や動画用として使用するのか、
どんな色味が好みなのかによって
揃えるライトやフィルターも変わると思いますので、
そのあたりはインストラクターやショップの人に
相談しながら決めてみて下さいね♪

最後に。
水中では人工的に光を補う必要があると今回のブログでお話していきましたが、出ている色に対しての色味は
カメラの設定により好みに変更することができます。
これをWB(ホワイトバランス)と言います(^_-)

色温度と光の出し方についてお伝えしたところで、
次回のブログは色味の出し方
《ホワイトバランスの調整によるダイビング写真》に
したいと思います♪

ではでは、次回をお楽しみに―✋”




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